BLOG

【家具ファイル】RAY

木工家 高橋三太郎さんがデザインされた椅子「RAY」。
三太郎さんが北海道の山上木工さんとタッグを組み始まったブランド「ISU WORKS」のなかの1脚です。
木工家が作り出す丁寧なデザインと座り心地はそのままに、山上木工の技術力と生産力で量産が可能になりお求めやすくなりました。

元々三太郎さんが1995年に北海道警察本部庁舎18Fの喫茶ルームの家具としてデザインされたRAY。
2000年朝日新聞主催の「暮らしの中の木の椅子展」にて優秀賞を受賞されています。
その後三太郎さんの代表作・定番として発表されてきたこの椅子を一部改良し、2014年にISU WORKSから発売されました。

「私のThe CHAIR」と三太郎さんが上記の椅子展に出品されたそうで、その言葉も納得できるくらい。
心地よさはクセになりそう。

ゆったりとした幅に対して奥行きはコンパクト。
少し後傾した座面で背もたれに身体を預けるような体勢になるのですが、この奥行き感が絶妙で良い具合に背もたれに背が当たります。
その為身体が安定するのに加えてフィット感も良く、安心の座り心地と言いましょうか。

この椅子は布座と板座を選ぶ事ができます。
当店の展示は板座になります。
板座は丁寧に丸みを付けた形でお尻の当たりも優しいです。
よく板座は固くて嫌だという方もいらっしゃいますが、RAYはそういう方でも好んで座っていただいています。
表面には程よく凹凸をつけており、滑りにくくしております。

ダイニングや書斎にもおすすめの椅子ですが、以前には脚をカットしてラウンジチェア的に使われる方もいらっしゃいました。
くつろぎの時間にもぜひ。

【RAY】
  サイズ : W595×D480×H703×SH420
  価 格 : 116,600円~(税込)
  デザイン: 高橋 三太郎
  製 作 : 山上木工   

この椅子についてのお問合せはこちらへご連絡ください。info@interior-suenaga.com