先日の定休日に徳島まで行ってきました。
一番の目的は宮崎椅子製作所の新作発表会。
久しぶりに沢山の新作が発表されると聞いていたので楽しみにしていました。
まずはInoda+Svejeの新作DC11。
ダイニングチェアの新作はDC10以来、12年ぶり。
今回一番楽しみにしていた1脚です。
アームから背もたれにかけての納まりはイノスバらしいデザイン。
個人的にアームの高さがぴったりで座り心地も良くさすがの一言。
布と革以外にペーパーコードも選べるのでバリエーションがあるのも良いですね。
Kai Kristiansenのソファも楽しみにしていた新作のひとつ。
1960年代のオリジナルをリデザインした一品です。
組み合わせタイプなので間取りや部屋の大きさによって自由にレイアウトできます。
コーナーソファはモールドウレタンで成型したクッションの背当たりが良くて最高でした。
新作椅子のトークイベントでは小泉誠さんと他2名のデザイナーさんが登壇。
それぞれデザインした椅子を開発担当のスタッフと共にデザインのこだわりや
苦労した点など普段聞けない貴重な話が聞けました。
こういう話を聞くとより家具への知識が深まり、お客さんにより詳しい説明ができます。
夕方からは懇親会。
いつもよく会う方もお久しぶりな方も沢山の人と話が出来ました。
こういう展示会の楽しみのひとつでもあります。
全国各地の家具屋仲間さんとの情報交換は貴重な時間です。
次の日は徳島の他の家具メーカー数社が合同で開催するイベントにお邪魔しました。
久しぶりにデザイナーの村澤一晃さんにもお会いできました。
最後はいつもお世話になっているテーブル工房kikiさんに。
新しいアイテムを見つけて思わず購入。
既に店頭に並んでいるので気になる方は是非お越し下さいね。
今回は修理とオリジナル家具をメインに取り扱う京都の家具屋さんと一緒に廻りました。
修理でヴィンテージも含めて様々な家具を扱っていますし、自分達で家具をしていることもあり、
家具や工場を見る時の視点が自分達と違っていて新鮮で勉強になりました。
久しぶりに楽しく濃密な2日間でした。