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ワークショップを開催しました

現在開催中の「椅子のSML展」の企画として、2週に渡ってワークショップを開催しました。

「服と同じように椅子もフィット感で選ぼう」というコンセプトの元、特に低座のダイニングに焦点を当てて展示している今回のイベント。
低座の高さ感を体感していただける2つのワークショップを開催しました。

第1弾はカリグラフィー。
西洋の書道といわれるカリグラフィーでバレンタインのカードを作りました。
講師はMelissa line calligraphyの日野先生。
基本のストロークから丁寧に、そして楽しくご指導いただきました。
参加者は初めての方ばかりでしたが「楽しい~!」というお声が何度も聞かれ、みなさんのワクワクが伝わってきました。

カードには植物を模ったエンボス加工を施して、習った文字を描き完成!
先生が用意してくださった設えと一緒に記念撮影。

最後は紅茶とお菓子を召し上がっていただき歓談。
楽しかったと嬉しいお言葉もいただきました。

第2弾は「低座椅子で楽しむ茶道体験」
講師はTeaKnotの三窪先生。
茶道と低座椅子というのは無縁ではなく、実は古来日本に渡ってくる前の中国での茶の湯の場では低座椅子が使われていたという興味深いお話から、椅子を使うお点前の変遷から現代のテーブルスタイルの茶道まで幅広いお話を伺いました。

その後まずは先生にお茶を点てていただいて一服。
その後皆さんにお茶を点ててもう一服していただきました。
お菓子は橘の実を使った珍しいお菓子を先生が用意してくださいました。

茶道が初めての方は茶道に興味を持っていただき、お久しぶりの方はまた茶道を楽しみたいというお言葉も。お子さんにも楽しんでいただいたようでした。
和やかなお茶会となりました。

それぞれのワークショップではもちろん低座のダイニングの使い心地をうかがいました。
カリグラフィーのワークショップでは文字が書きやすいと言っていただけ良かったです。
文字を書いている間は集中して意識していなかったけれど、終わって気がつくと長時間座りっぱなしだったのに疲れていない!というお言葉も。

茶道のワークショップでは先生をはじめ皆さんに茶筅を振るのが楽だと言っていただきました。
肩が上がらずにちょうど良い高さになります。
お食事だけでなく作業という意味でも使いやすい高さだと実感していただけたようです。

何よりもみなさんに馴染みがなかった「低座」という高さを知って体感していただけ、いろんなご感想を聞けて良かったです。

ご参加いただいた皆さま、講師の日野先生、三窪先生ありがとうございました!

「椅子のSML展」は引き続き2月25日(火)まで開催しています。
皆さまのお越しをお待ちしております!